色々な思いが駆け巡り、眠れないまま陣痛促進剤、2日目スタート!
今日は陣痛室ではなく、4人部屋のベッドで点滴開始
その①の内容はこちら
人生初めての入院
やはり楽しみはご飯!陣痛促進剤の痛みに耐えながらも、食欲は旺盛でした
お産は体力勝負という話をポジティブに受け取り、病院食の他に差し入れのどら焼きなどもペロリな私・・・
当時、高校野球の開催期間中だったので、主人と楽しみながら過ごしていました。が
お昼ご飯を食べている最中、お尻に「ピーン!」という痛みが。
思わず箸が止まりました。少し良い陣痛がきたかな?と思ったら
そこからもうどんどん痛くなり、偶然来てくれた担当の助産師さんに助けを求めました
横向きが楽だという助産師さんからのアドバイスがありましたが、私はorzのポーズが一番マシでした。
子宮口の開きをチェックしてもらうのも辛く(仰向けにならないといけないので)
発狂しながらのたうちまわり、それはそれは助産師さんも大変だったかと思います・・・
叫び始めて約20分後、ついに助産師さんの手によって破水。
生あたたかい水が流れ出しました。
いや、めっちゃ出るやん!ベッドからこぼれへん!?と思ってしまうほどの量。
ゆっくり流れ出ていたけど途中陣痛の波が来て、踏ん張った時にすごいたくさん羊水が出てきてびっくりした
ちゃんと産褥用ナプキンしてたので大丈夫でしたが。。
まだ子宮口は7~8cm程度でしたが、一度分娩台(実際に出産が行われる部屋。子宮口は10cmにならないと赤ちゃんを産むことができない)に行ってみようかと言われ(この提案は神だと思った)
助産師さんが看護師さんに車いすを持ってきてとの指示を出してくださっていましたが
もう待ってられなかった。
早く・・早くこの痛みから逃れたい
今すぐにでも終わらせたい!!
「大丈夫です、歩いていく」
隣の部屋だったので、いう事を聞かず勝手に歩き出す私
もはやタメ口。
しかし部屋を出たところでまた陣痛が・・
廊下の手すりにつかまりながら髪の毛を振り乱し、大絶叫
そこには今までにない自分を見つけたように思えました。
付き添ってくれていた主人を見る余裕などありませんでしたが
雰囲気で、ドン引きしていることを察しましたw
(あとから聞いた話によると、陣痛で叫ぶ私を見送ってから、余った私のお昼ご飯を代わりに食べていたらしい。つよい。そういうところが本当に彼らしい。笑)
だけど私の腰を強く強くさすってくれて、本当に痛みがマシになった。
筋肉痛になってしまうほどだったそうです。とてもありがたかったです。
陣痛の痛みは何にも例えがたいですが、内側からカナヅチで子宮を殴られているような感じ?もしくはおおきな固い爆弾が数分ごとに内側から大きくなっていくけど爆発しない・・?
間違いなく、人生最大の痛みだったと言えます。
ちなみにいきみ逃しに有効だというテニスボールは、出番がありませんでした
あと立ち合いについてかな。
妊娠前は、立ち会い出産なんて恥ずかしい!論外!ずっと女として見て欲しいもん!
妊娠後は、出産怖すぎる・・立ち会ってほしいけど主人もあまり乗り気じゃないし、母親に立ち会ってもらおう
陣痛後は、もうこれ以上自分の醜態を晒したくない。助産師さんも居てくれるし一人で産む
でした。笑
先に述べたように主人は怖がりなので立ち会いには少し消極的でしたが入院時に助産師さんに
立ち会いなよー!って言われていて 少し前向きな気持ちになっていたのに
私がダメでした。「いやーーーー!!!誰も入ってこないで!絶対立ち会わないでーー!!」と、痛みに耐えながら叫んでいました。ごめんよ・・
(両親は私の出産に間に合わなかった)
だけど陣痛中にずっと一緒にいてくれたので、私は安心して出産に臨めたと思います。
2人目があるとするならば、もう少し余裕をもてそうなので
主人の気持ち次第では立ち会いもありなのかな?
続きます。